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【SPBS THE SCHOOL】「やさしいはつくれる?」スピンオフ企画第2弾|みんなで語ろう政治の不安~恐怖や嫉妬が数字につながる世界で、“やさしい政治”ってあり得るの?~

【SPBS THE SCHOOL】「やさしいはつくれる?」スピンオフ企画第2弾|みんなで語ろう政治の不安~恐怖や嫉妬が数字につながる世界で、“やさしい政治”ってあり得るの?~

 
「“やさしい”とは何か」という壮大なテーマのもと、メインパートナーに〈桃山商事〉清田隆之さんを迎えて開催したSPBS THE SCHOOL連続講座「やさしいはつくれる?~自分を知り、善き他者となるための対話型ワークショップ~」。 全6回にわたり、自己理解を深め、他者の声に耳を傾け、社会や政治に“やさしさ”をつなげていくことについて考えました。
 
講座終了後の2023年5月には、連続講座のスピンオフ企画第1弾として「私たちには“リベラル国語”が必要だ〜言葉の成り立ちから学ぶ社会や政治のこと〜」を実施。政治学者の中野晃一さんをゲストに迎え、「社会」や「自由」、「新自由主義」などの何気なく使っている言葉の成り立ちから、“やさしさ”について考えました。
 
そして今回、スピンオフ企画第2弾として、国際政治学者の三牧聖子さんをお招きし、“やさしい政治”の可能性について考える講座を開催します。
 
日本のみならず、世界各国で格差や分断が大きな問題になっており、人々の不安や憎悪、被害者意識などを煽ることによって求心力を高める、強権的なリーダーシップも見受けられます。寒々しさや冷たさを感じる時代や政治体制において、ある意味で面倒くさくて、まどろっこしくて、弱腰で優柔不断にも見える“やさしさ”は、はたしてどのようにその力を発揮することができるのでしょうか。清田さんと三牧さんが語ります。
 
イベントの後半には、会場参加のみなさまにグループに分かれて「“優しい政治”ってどんなイメージですか?」をテーマに対話を実践していただくパートをご用意しています。講義を聞いて沸き上がった思いをアウトプットし、他の方のお話に耳を傾けながら、ご自身の生活や政治、社会などについて探求する場を、一緒につくってみませんか。ぜひ、お気軽にご参加ください。
 

こんな人におすすめ

・暮らしと政治のつながりについて考えたい人
・他者や社会との関係について模索したい人
・新自由主義との関わり方を見つめ直したい人
 

ゲスト


清田隆之(きよた・たかゆき)さん
1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。『QJWeb』『日経doors』『臨床心理学』『すばる』『現代思想』など幅広いメディアに寄稿。朝日新聞beの人生相談「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』『どうして男は恋人より男友達を優先しがちなのか』(ともにイースト・プレス)、トミヤマユキコ氏との共著に『大学1年生の歩き方』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに──男たちの「失敗学」入門』(晶文社)『さよなら、俺たち』(スタンド・ブックス)『自慢話でも武勇伝でもない「一般男性」の話から見えた生きづらさと男らしさのこと』(扶桑社)。新刊『おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門――暮らしとメディアのモヤモヤ「言語化」通信』(朝日出版社)が2023年6月に発売。女子美術大学非常勤講師。
Twitter→@momoyama_radio
 

三牧 聖子(ミマキ セイコ)さん
同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科准教授。東京大学教養学部卒、同大大学院総合文化研究科で博士号取得(学術)。専門はアメリカ政治外交。著書に『戦争違法化運動の時代-「危機の20年」のアメリカ国際関係思想』(名古屋大学出版会)共著に『私たちが声を上げるとき』(集英社)共訳・解説に『リベラリズム 失われた歴史と現在』(青土社)近刊に『Z世代のアメリカ』(NHK出版新書)。Yahoo!JAPANコメンテーター、朝日新聞コメントプラスコメンテーター・書評委員等も担当。
 

開催概要

▼ 開催日時
2023年9月3日(日)14:00~16:30
▼ 会場
SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)[MAP]
▼ 定員
会場参加:25名/オンライン 制限なし
▼ 参加費
会場視聴チケット    2,500円(税込2,750円)
オンライン視聴チケット 1,500円(税込1,650円)
 
▼ 申し込み
こちらのリンクから申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
 

 

SPBS THE SCHOOLとは?

SPBS THE SCHOOLは、“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリーです。古今東西のすべての本、著者、編集者をパートナーに迎え、日常のもの・こと・場所を観察し、意味を捉え直すことで、自分と世の中に小さな変化を起こしていきます。
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