本と編集の総合企業

本と編集の総合企業

【イベント】写真がうまい写真家はなぜ文章もうまいのか? 大森克己さん×佐藤亜沙美さんトークセッション「日常の観察眼をめぐる対話」

【イベント】写真がうまい写真家はなぜ文章もうまいのか? 大森克己さん×佐藤亜沙美さんトークセッション「日常の観察眼をめぐる対話」

 
写真家・大森克己さん初の”文章だけ”の書籍『山の音』発売を記念し、大森さんと本書のブックデザインを手がけた佐藤亜沙美さんをお迎えし、トークセッションを開催します。
 
90年代から写真家として数々の写真集を生み出してきた大森さんですが、今年7月に上梓した書籍『山の音』では、潔く写真の掲載は一切なし。過去20年余りの間に、大森さんがさまざまなメディアで発表してきたエッセイ、ノンフィクション、書評、詩などに加えて、コロナ禍の日々をつづった日記がまとめられています。
 
写真自体は載っていなくとも、『山の音』には写真家として社会に向き合ってきた大森さんの姿そのものが文章になって現れています。写真の専門的な話ではない、大森さんの頭の中に浮かんだ言葉や記憶を読み進めるうちに、その文章のリズムにどんどん引き込まれてしまいます。
 

 
本トークセッションでは、写真を撮ることと文章を書くことの根底に横たわる、大森さん流の「日常の観察眼」の秘密に迫ります。また、多様な媒体で書かれたという意味では一貫性のない文章を、「一冊の本」として形にしていくためにどんな考えを巡らせたのか。デザイナーの佐藤亜沙美さんと、編集者の江部拓弥さんとともに、大森さんの膨大な文章の編集・デザイン過程を振り返ります。
 
休日の朝、ゆったりとした気持ちで大森さんの「観察眼」、ひいては「生きざま」に触れることで、ご自身の感性を育てるきっかけになれば幸いです。
 
みなさまのお申し込みをお待ちしております。
 

 

予定している話題

・大森さんの文章との付き合い方
・写真を撮ることと、文章を書くことの関係性
・多様なメディアに書かれた文章を本にまとめるという編集行為〜『山の音』ブックデザインについて
・「一冊の本」にするときの写真のセレクト、文章のセレクト
・日常的に何を見つめているか、探しているか
etc….
 

大森克己さん×佐藤亜沙美さんトークセッション
「日常の観察眼をめぐる対話」

■ 日時:2022年9月19日(月・祝)10:00-11:30 *開場は9:45
■ 参加方法:
▷会場参加
■ 場所:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP]
■ 参加費:1,650円(書籍『山の音』の購入は会場で承ります)
■ 定員:20名
 
▷オンライン参加
■ 場所:Zoom ウェビナー
■ 参加費:1,650円
*書籍『山の音』サイン本付きチケットもご用意しております。詳しくは申し込みページをご覧ください。
■ 定員:50名
*オンラインチケットをお申し込みいただいた皆様は、Peatix「視聴」ページより、お申し込みされたイベント当日12時以降、配信URLが確認できるようになります。
*会場参加で見直したい方、オンライン参加で当日リアルタイムでの参加が難しい方のために、アーカイブ動画をお送りします。(イベント終了後2週間視聴可能)
 

 

ゲスト

© Satoko Imazu

大森克己(おおもり・かつみ)さん
写真家。1963年、兵庫県神戸市生まれ。日本大学芸術学部写真学科中退。スタジオエビスを経て、1987年よりフリーランスとして活動を始める。フランスのロックバンドMano Negraの中南米ツアーに同行して撮影・制作されたポートフォリオ『GOOD TRIPS, BAD TRIPS』で第9回写真新世紀優秀賞(ロバート・フランク、飯沢耕太郎選)受賞。主な写真集に『very special love』『サルサ・ガムテープ』『Cherryblossoms』(以上リトルモア)、『サナヨラ』(愛育社)、『STARS AND STRIPES』『incarnation』『Boujour!』『すべては初めて起こる』(以上マッチアンドカンパニー)、『心眼 柳家権太楼』(平凡社)。『山の音』は初の文章のみの単著となる。
 

佐藤亜沙美(さとう・あさみ)さん
1982年福島県生まれ。2006年から2014年までコズフィッシュに在籍。2014年に独立し、サトウサンカイ設立。『Quick Japan』のアートディレクターを経て、2019年より『文藝』のアートディレクターを務める。最近の担当作に「2022年大河ドラマ 鎌倉殿の13人」のタイトルデザインなどがある。
 

司会進行


江部拓弥(えべ・たくや)さん
1969年、新潟県三条市生まれ。『dancyu』の編集長など、雑誌を中心にwebや書籍の編集に携わる。編集者になって、もうすぐ30年。ベースボールとカレーとロックンロールが好き。
 
■ 主催・企画:SPBS THE SCHOOL
 

注意事項

・イベントの撮影・録音はご遠慮いただいております。
・新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更する場合がございます。変更する場合はSPBSのホームページにてお知らせいたします。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
 
▷会場参加のお客さまへ
・当日は必ずご自宅での体温測定へのご協力をお願いいたします。熱が37.5℃以上、または体調に異変を感じる場合は参加をお控えいただいております。お電話(03-5465-0588)かメール(spbs.kamiyamacho@shibuyabooks.co.jp)でご連絡ください。
・会場入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクの着用がない場合は参加をお断りいたしますので、ご了承ください。
・会場ではお客さま同士の密接を防ぐため、間隔を開けて座席をご用意します。
 

この記事のタグ

友だちに教える