本と編集の総合企業

本と編集の総合企業

【イベント】『死なれちゃったあとで』刊行記念トークイベント 「誰かの〈死〉のあとも人生はつづく」──前田隆弘×岩井秀人

【イベント】『死なれちゃったあとで』刊行記念トークイベント 「誰かの〈死〉のあとも人生はつづく」──前田隆弘×岩井秀人

編集者・ライターの前田隆弘さんによるリトルプレス『死なれちゃったあとで』が5月21日に刊行されました。文芸フリマへの出店をきっかけにつくられた本作は、著者の前田さんが今まで体験してきた〈死〉にまつわる思い出や考えを綴った作品です。
大学の後輩の死、父の死後に知った予想もしなかった事実、葬儀場で聞いた耳に残る「ある叫び声」のこと、たまたまめぐり合わせた見知らぬ人の死について……など、あまりにも唐突に訪れる誰かの〈死〉とその周辺の出来事を、前田さんの心境の変遷とともに描いています。
 
SPBS本店では、『死なれちゃったあとで』の刊行を記念し、トークイベントを開催します。
対談のお相手には、劇団〈ハイバイ〉主宰で、作家・演出家・俳優として活躍する岩井秀人さんをお招きします。人間の誕生(ハイハイ)から死(バイバイ)までを劇団名の由来とする〈ハイバイ〉は、家族や引きこもり、ほとばしる自意識などを題材にした作品を上演している劇団で、近年は、初見の台本の読み合わせをするライブ『いきなり本読み!』などを主催しています。
 
前田さんは、岩井さんの著書『やっかいな男』(東京ニュース通信社/2018年)と、6月に最終回を迎えたTVBros.WEBの連載「ワレワレのモロモロ外伝」の担当編集者でもあります。旧知のお二人に、〈死〉を知ったそのとき、人はどうなるのか、そして、時間が経過したのち、どのようにその〈死〉を思い、記憶を辿るのかについて語っていただきます。
 
大切な人の〈死〉を経験したことがある人も、まだ経験したことがない人もぜひ、誰しもが必ず迎える〈死〉についてゆっくり(またはのんびり)考えてみませんか。ご参加をお待ちしています。
 
 

プロフィール

イラスト:タナカカツキ

前田 隆弘(まえだ たかひろ)さん
編集者/インタビュアー/ライター
1974年、福岡県生まれ。広告代理店、WEBディレクターを経て、フリーランスの編集者・ライターとなる。著書に死生観についてのインタビュー集「何歳まで生きますか?」がある。2023年、死別体験をつづったZINE「死なれちゃったあとで」を発表。
 
撮影:平岩亨

岩井 秀人(いわい ひでと)さん
1974年6月25日生まれ  東京都小金井市出身。
15歳から20歳くらいまでを、今で言う「引きこもり」として過ごす。
2001年 桐朋学園大学演劇科卒業後、2002年11月、竹中直人の会「月光のつつしみ」に代役として関わり初めて喋り言葉の演劇を知り翌年2003年2月にハイバイを旗揚げ。
以降、ハイバイの全ての作品の作と演出をし、時々出演もする。
2007年より青年団演出部に所属。
2012年NHKBSプレミアムドラマ「生むと生まれるそれからのこと」で第30回向田邦子賞。
2013年「ある女」で第57回岸田國士戯曲賞を受賞。
 

開催概要

■ 日時:2023年7月27日(木)19:30-21:00

■ 定員:
① 会場参加 30名
② オンライン&アーカイブ視聴 定員なし

■ 会場:
①SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3テラス神山1F)[MAP]
②オンライン参加の方はZoom ウェビナーのURLからご視聴ください。
■ 参加費:
① 会場参加チケット 2,200円(税込) *書籍は当日会場でご購入いただけます
② オンライン視聴チケット 1,650円(税込)
■ 申し込み:こちらのリンクから申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
*定員に達した場合、その時点で受付を終了いたします
*会場参加のみなさまには、終了後にサイン会も予定しております(当日書籍をご購入の方限定)
 

関連書籍


『死なれちゃったあとで』
著者:前田隆弘
定価:1,100円
 

注意事項

・イベントの撮影・録音はご遠慮いただきます。
・当イベントはチケットをご購入いただいたすべてのみなさまに後日アーカイブ動画をお送りします。イベント終了後1週間(土日祝除く)以内に視聴リンクをお送りし、視聴期限は1カ月となります。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
 

友だちに教える