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【イベント】音楽レーベル〈カクバリズム〉角張渉さん『衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには』(リトルモア刊)出版記念トーク 「好きなことを仕事にするのは、賛成ですか? 反対ですか?」

【イベント】音楽レーベル〈カクバリズム〉角張渉さん『衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには』(リトルモア刊)出版記念トーク 「好きなことを仕事にするのは、賛成ですか? 反対ですか?」

老若男女の音楽好きが、常にその動向を気にしているアーティストたち。YOUR SONG IS GOOD、cero、二階堂和美、キセル、在日ファンク……。彼らが所属するインディペンデント音楽レーベル〈カクバリズム〉の15年間を、代表を務める角張渉さんが語った本『衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには』が7月7日に発売されました。
 
「好きだという気持ち」を何よりも大事に“音楽仕事”に邁進してきた角張さんですが、過去にはその気持ちだけでは通用せず、会社の資金がゼロになりかけてしまったこともあるそう。「音楽で食べて行く」ことの定義もいまだ定まっていないと言います。ライブ会場やカクバリズムのHPなどで垣間見られる角張さんの表情や言動には、明るく楽しいイメージが前面に出ていることが多いけれど、この15年のあいだには苦しいことだってあったはず。それでも、「好きな音楽をみなさんに伝えたい」という気持ちを強く持ち続け、レーベルとアーティストたちを発展させ続けることができたのはなぜなのか? 角張さんが語った本書には、そのヒントがたくさん詰まっています。
 
「好きなことを仕事にするのか? しないのか?」「自分が本当に好きなもの、そしてやりたい仕事とは何なのか?」と悩む人も多い昨今、角張さんの「音楽仕事を続けて生きる術」を知ることは、大きな刺激になるに違いありません。
 
SPBSでは、そんな角張さんのお話を直に伺うトークイベントを開催します。トークのお相手には、角張さん同様、大学卒業後からずっとフリーランスで活躍し、カクバリズムのアートワークを多く手掛けてきたデザイナー、大原大次郎さん。さらにトーク後には、カクバリズム所属のアーティスト、mei eharaさんのアコースティックライブもお楽しみいただきます。角張さんが「好きだから伝えたい!」と思う音楽の一端を、ぜひ体感してください。
 
カクバリズムが好きな方、音楽が好きな方はもちろん、「自分らしい働き方」を明るく楽しく見出したい方のご参加を、角張さんにならった“熱い気持ち”でお待ちしております!
 

音楽レーベル〈カクバリズム〉代表・角張渉さん
『衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには』出版記念トークイベント
「好きなことを仕事にするのは、賛成ですか? 反対ですか?」

■ 日時:8月23日(木)20:00~21:30(開場 19:30)
*トーク1時間、ライブ30分を予定しております。
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP]
■ 参加費:1,500円(税込)
■ 定員:50名
■ 申し込み:
※定員に達しましたので、ご予約、キャンセル待ちを締め切らせていただきました。恐れ入りますが、何とぞご了承くださいませ。
■ ゲスト

角張渉(かくばり わたる)

1978年宮城県仙台市生まれ。2002年3月に、レーベル・マネージメント会社・カクバリズムを設立し、第1弾作品としてYOUR SONG IS GOODの7インチアナログシングル『Big Stomach, Big Mouth』をリリースする。以降、SAKEROCKやキセル、二階堂和美、MU-STARS、cero、VIDEOTAPEMUSIC、片想い、スカート、思い出野郎Aチーム、在日ファンク、mei eharaなど、エッジの利いたアーティストを続々と輩出。「衣食住音」をキャッチコピーに、多角的な展開を見せている。
2017年、15周年を迎え全国5ヶ所7公演の記念ツアー「カクバリズム15Years Anniversary Special」を開催。
◎カクバリズムオフィシャルサイト>>

 

大原大次郎(おおはら だいじろう)

1978年神奈川県生まれ。グラフィックデザイン、音楽、書籍、展覧会やワークショップなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを積極的に展開する。近年のプロジェクトには、重力を主題としたモビールのタイポグラフィ〈もじゅうりょく〉、登山図とホンマタカシによる山岳写真を再構築したグラフィック連作〈稜線〉、音楽家・蓮沼執太、イルリメと共に構成する音声記述パフォーマンス〈TypogRAPy〉、YOUR SONG IS GOODの吉澤成友と展開する、ライブプリントとドローイングによる即入稿セッション〈New co.〉などがある。受賞にJAGDA新人賞、東京TDC賞。
◎オフィシャルサイト>>

 

mei ehara(メイ エハラ)

1991年愛知県生まれ。学生時代、自主映画のBGM制作のため宅録を始める。その後、歌唱を入れた音楽制作に移行し、may.eという名義で、これまでに計5作の自主制作作品を発表。Yogee New Waves、nakayaan(ミツメ)などのアルバムにゲストコーラスで参加。音楽活動のほか、文藝誌「園」主宰、写真やデザインなどの制作活動も行う。活動名をmei eharaと改め、2017年11月、カクバリズムより本格デビュー。
◎オフィシャルサイト>>

 

フェアのお知らせ【7月30日(月)〜8月28日(火)】

SPBS本店内にて「音楽レーベル〈カクバリズム〉フェア カクバリズムを作ったもの、カクバリズムが作ったもの」を開催中です。角張さんが大きく強く影響を受けた本や音楽と、角張さんが愛情たっぷりに届けてきたカクバリズムの音楽たちに、ぜひ触れにいらしてください! 詳細はこちらから…>>

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