本と編集の総合企業

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【アーカイブ視聴コース申し込み受付中】「SPBS編集ワークショップ2024」 4月末スタート!──SPBS THE SCHOOL

【アーカイブ視聴コース申し込み受付中】「SPBS編集ワークショップ2024」 4月末スタート!──SPBS THE SCHOOL

 
「雑誌をつくろう。」
昨年、大好評をいただいた「SPBS編集ワークショップ」が今年も開催決定!

 
「SPBS編集ワークショップ」は、1冊の雑誌づくりを通して編集の醍醐味を体感する講座です。プロの編集者やライター、デザイナーから編集の極意を学びながら、自分の中にあるテーマを深く掘り下げ、一人ひとりが編集長となって、自分だけの1冊の雑誌をつくるプロセスを経験します。
雑誌が好きな方、「編集」に興味がある方、伝えたいこと・つくりたいものがある方、ぜひご参加ください。
 

現在、【C】アーカイブ視聴コースのお申し込み受付中です。
お申し込みはこちら
2024年12月31日(火)23:59 申込締切

 

▷ 「SPBS編集ワークショップ2024」受講ガイドを公開しました

受講を検討されているみなさまに向けて、ワークショップの様子や受講中の雰囲気などをnoteにまとめました。受講ガイドはこちら→
昨年実施した「SPBS編集ワークショップ2023」の受講生による講義レポートもぜひ、あわせてご覧ください。

 

 

▷ 開講に寄せて

もし、あなたがスマートフォンを使っているなら、あなたは“編集”経験者です。SNSやブログ、note、音楽のプレイリスト、スマホのフォトアルバムなど、ほとんどの人が日々の生活の中で「編集ボタン」をクリックした経験があるのではないでしょうか。
 
そんな時代に、あえて“雑誌の”「編集」を学ぶのはなぜでしょうか。
 
「編集ボタン」での編集は、失敗したら元に戻せて、気が変わったら簡単にやり直せて、気軽にアウトプットや変更ができることが魅力です。しかし、アウトプットしたものが帯びる熱量は、そこにかけたエネルギーと執念に比例するということを、「編集者」は知っています。特に紙媒体は、一度印刷してしまえば、後戻りができません。かつ、それが一人歩きします。その怖さを知っているから、一つの原稿を仕上げるのに、編集者、執筆者、取材対象者や校閲者など、複数の目で何度も推敲します。それだけの覚悟と執念を込めたものと、寝転びながらワンクリックしたものとでは、おのずと密度が違ってきます。文章やデザインの巧さは、必ずしもかけた時間には比例しませんが、熱量は、効果的に“編集“すればちゃんと伝わります。
 
編集長はあなた自身。
1冊の雑誌をつくることで、ものごとを客観視する目が養われる。
1冊の雑誌を通して、自分の本質が見えてくる。
この経験が、意志の力・創造的思考・問題解決など、よりよく生きるための“ライフスキル”につながる。
 
雑誌の個性は雑誌の数だけあり、「編集」のやり方は、人の数だけあります。正解は一つではありません。自分の責任においてものをつくり伝える、その怖さと楽しさと喜びを味わいながら、あなただけのかけがえのない雑誌を、一緒につくってみませんか?
 

▷ カリキュラム

*第1回〜第8回は、前半が講義、後半が受講生も含めたワークを予定しています。
*第1回〜第8回はSPBS豊洲店(第4回&6回はオンライン開催)、第9回以降はSPBS渋谷本店での実施となります。
 

考える・読む

第1回|2024年4月27日(土)9:30-12:30
講義|雑誌とは何か? 2024年の雑誌づくり
講師|稲田浩(『RiCE』『RiCE.press』編集長/ライスプレス代表)、坂上陽子(『文藝』編集長)、谷合貢(『nice things.』編集長/情景編集舎代表) *谷合貢さんはオンライン参加
 
第2回|5月11日(土)9:30-12:30
講義|雑誌のコンセプトを考える① どんな雑誌をつくるか
講師|花井優太(『tattva』編集長/クリエイティブ・ディレクター)
 
第3回|5月25日(土)9:30-12:30
講義|雑誌のコンセプトを考える② 台割・ラフのつくり方
講師|花井優太(『tattva』編集長/クリエイティブ・ディレクター)
 

話す・聞く・書く

第4回|6月8日(土)9:30-12:30 *オンライン開催
講義|取材~インタビュー① 企画~実施
講師|佐久間裕美子(文筆家)
 
第5回|6月22日(土)9:30-12:30
講義|タイトル・見出しの極意
講師|福井盛太(編集者/SPBS代表)
 
第6回|7月6日(土)9:30-12:30 *オンライン開催
講義|取材~インタビュー② 原稿を書く
講師|佐久間裕美子(文筆家)
 

想像する・表現する

第7回|7月20日(土)9:30-12:30
講義|デザイン① どのような形に仕上げるか
講師|佐藤亜沙美(アートディレクター/デザイナー)
 
第8回|8月3日(土)9:30-12:30
講義|デザイン② どうしたら手に取ってもらえるか
講師|佐藤亜沙美(アートディレクター/デザイナー)
 

あたまと身体を動かす

第9回|8月17日(土)9:30-12:30 中間発表&フィードバック①
第10回|8月31日(土)9:30-12:30 中間発表&フィードバック②
第11回|9月28日(土)9:30-12:30 中間発表&フィードバック③

*第9回から11回までの間は、時間外に取材や原稿執筆などを行います
 

伝える

発表会|10月19日(土)9:30-12:30
 

▷ 講師プロフィール

稲田浩(いなだ・ひろし)/『RiCE』『RiCE.press』編集長/ライスプレス代表

ロッキング・オンでの勤続10年を経て、2004年ファッションカルチャー誌「EYESCREAM」を創刊。2016年4月、12周年記念号をもって「EYESCREAM」編集長を退任、ライスプレス株式会社を設立。同年10月にフードカルチャー誌「RiCE」を創刊。2018年1月よりウェブメディア「RiCE.press」をロンチ。

 

坂上陽子(さかのうえ・ようこ)/『文藝』編集長

2003年、河出書房新社に入社。営業部、シリーズ「池澤夏樹=個人編集
日本文学全集」などの書籍編集を経て、2019年1月より『文藝』編集長を務める。担当書籍に『想像ラジオ』(いとうせいこう)、『平家物語
犬王の巻』(古川日出男)、『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(花田菜々子)、『大阪』(岸政彦×柴崎友香)、『幽玄F』(佐藤究)など。

 

谷合貢(たにあい・みつぐ)/『nice things.』編集長/情景編集舎代表

トラベルカルチャー誌『ESTIVANT』、ストリートカルチャー誌『Ollie』、スケートボード専門誌『THRASHER JAPAN』などの雑誌を立ち上げ、編集長を歴任。2015年2月に『nice things.』を創刊、編集長に。2023年2月に拠点を東京から長崎県五島列島福江島に移転。nice things.の地域マガジン第1弾として五島列島の年刊誌『GOTO PAPER』を2024年9月に発行準備中。

 

花井優太(はない・ゆうた)/『tattva』編集長/クリエイティブ・ディレクター

1988年生まれ。フリーランスのライターを経て2013年博報堂ケトル入社。2023年Source McCartney LLC.設立。事業戦略、クリエイティブ、情報設計など、企業や行政のコミュニケーション企画を行う。カルチャー誌『ケトル』副編集長などを経験したのち、2021年にブートレグからビジネス&カルチャーブック『tattva』創刊。同誌編集長。受賞歴に日経広告賞部門優秀賞など。ATAMI ART GRANT2023レジデンスアーティスト。著書に『カルチュラル・コンピテンシー』がある。

 

佐久間裕美子(さくま・ゆみこ)/文筆家

カルチャー、ファッション、政治、社会問題など幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆。著書に『真面目にマリファナの話をしよう』(文藝春秋)『ヒップな生活革命』(朝日出版社)など多数。2020年12月の『Weの市民革命』刊行をきっかけに、読者とともに立ち上げたSakumag Collectiveを通じて勉強会や出版・制作活動を行う。最新作は、小学校高学年から中学生に向けて書いた『みんなで世界を変える!小さな革命のすすめ』(偕成社)。

 

佐藤亜沙美(さとう・あさみ)/アートディレクター/デザイナー

1982年福島県生まれ。2006年~2014年コズフィッシュ在籍。2014年に独立、サトウサンカイ設立。『Quick Japan』のアートディレクターを経て、2019年より『文藝』のアートディレクターを務める。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、日本テレビドラマ『だが、情熱はある』のタイトルロゴも手がける。
Instagram @satosankai

 

福井盛太(ふくい・せいた)/SPBS代表社員/編集者

1967年生まれ。1993年『プレジデント』編集部で編集者としてのキャリアをスタート。2003年プレジデント社を退社、編集プロダクション『EDIT_』設立。2007年SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS設立。会社経営に携わりながら、SPBSが発行する雑誌『ROCKS』の編集人や、SPBS ZINEシリーズ『Made in Shibuya』の発行人を務めた。

 

▷ 選べる3つのコース

【A】雑誌制作コース(全11回+発表会/来店受講/当日ワークあり/課題提出&講評あり)*受付終了

編集を学び、実際に自分の雑誌をつくるコースです。第1回〜第11回(+発表会)にご参加いただける当コースは、ゲスト講師からのフィードバックを受けながらリアルな雑誌の制作を進めていく、実践的なコースです。第9回〜第11回では、チューターとしてSPBS編集部スタッフがコンテンツ制作、デザインから入稿まで並走。最終的に出来上がった制作物は、SPBS本店で販売します(希望者のみ)。
*編集の経験は問いません。どなたでもご参加いただけます。
 
▼ カリキュラム
第1回〜第11回(+発表会)すべての課程にご参加いただけます。
また、開講中は受講生同士の専用Slackコミュニティにご参加いただけます。
 
▼ こんな方におすすめ
・講師からの個別のフィードバックを受けながら、実際に雑誌を制作したい方
・伝えたいテーマがある方
・これを機に雑誌を作りたい方
・講師のみなさんの考えに触れ、ものの見方と感性を磨きたい方
 
▼ 日程
4/27、5/11、5/25、6/8、6/22、7/6、7/20、8/3、8/17、8/31、9/28、10/19
*すべて土曜日、時間は9:30-12:30
*後日アーカイブ動画のリンクをお送りします。欠席した講義のキャッチアップや復習にご活用ください。
 
▼ 会場
第1回〜第8回・発表会|SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)[MAP] *第4回&6回はオンライン開催となります
第9回〜第11回|SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP]
 
▼ 受講料
170,000円(税込187,000円)
*雑誌制作費(編集サポート・50部印刷費・デザインテンプレート使用費など)含む
*分割払いが可能です。申し込み時にお知らせください。
 
▼ 定員
10名
 
▼ 制作する雑誌について
ワークショップで制作する雑誌は、B5サイズ・16ページ・フルカラー・中綴じを基本として制作していきます。雑誌は計50部印刷し、受講生にお渡しします。希望者はワークショップ終了後にSPBS店頭などで販売。お客さまに届けるところまでを体験していただく予定です。(Tokyo Art Book Fairにもエントリー予定です)
 
▼ お申し込み締切
2024年4月19日(金)21時 

 

【B】聴講コース(全8回/来店受講/一部当日ワークあり/課題提出&講評なし)

雑誌をつくるためのプロセスに触れ、編集を学ぶコースです。第1回〜第8回にご参加いただける当コースは、各ゲストのレクチャーを聞き、ワークを通じて自分がつくりたい雑誌がどんなものなのかを考えていきます。
*ご自身で期限(10月中旬ごろを予定)までに雑誌を制作された場合、SPBS本店での販売にご参加いただけます。(販売手数料などは別途ご相談)
*編集の経験は問いません。どなたでもご参加いただけます。
 
▼ カリキュラム
第1回〜第8回にご参加いただけます。
また、開講中は受講生同士の専用Slackコミュニティにご参加いただけます。
 
▼ こんな方におすすめ
・編集に興味があり、雑誌制作の一連のプロセスを知りたい方
・講師のみなさんの考えに触れ、ものの見方と感性を磨きたい方
・すでに雑誌を制作している方で、講師や他受講生によるさまざまな編集の考え方に触れたい方
 
▼ 日程
4/27、5/11、5/25、6/8、6/22、7/6、7/20、8/3
*すべて土曜日、時間は9:30-12:30
*後日アーカイブ動画のリンクをお送りします。欠席した講義のキャッチアップや復習にご活用ください。
 
▼ 会場
第1回〜第8回・発表会|SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)[MAP] *第4回&6回はオンライン開催となります
 
▼ 受講料
90,000円(税込99,000円)
 
▼ 定員
10名
 
▼ お申し込み締切
2024年4月24日(水)23:59まで

 

【C】アーカイブ視聴コース(全8回/オンライン受講/ワークなし/課題提出&講評なし) 

第1回〜第8回のレクチャー部分をアーカイブ動画で視聴できるコースです。プロフェッショナルな講師の話を通して、編集の考え方を身につけていきます。特に、現地に来られない遠方にお住まいの方や、講義日程にしばられず、自分のペースで編集を学びたいという方におすすめです。
*ご自身で期限(10月中旬ごろを予定)までに雑誌を制作された場合、SPBS本店での販売にご参加いただけます。(販売手数料などは別途ご相談)
*編集の経験は問いません。どなたでもご参加いただけます。
 
▼ カリキュラム
第1回〜第8回のレクチャー部分(各回1時間〜1時間半を予定)をご視聴いただけます。
 
▼ こんな方におすすめ
・編集に興味があり、雑誌制作の一連のプロセスを知りたい方
・講師のみなさんの考えに触れ、ものの見方と感性を磨きたい方
・遠方にお住まいの方
・自分のペースで学びたい方
 
▼ 会場
オンライン
 
▼受講料
60,000円(税込66,000円)
 
▼ 定員
30名
*各回講義終了後、7日以内に視聴リンクをお送りします。

 

▼ お申し込み締切
2024年12月31日(火)23:59まで

 

▷ お申し込み方法

以下のリンクよりお申し込みください。*先着順

【雑誌制作コース】:https://spbs-honten.stores.jp/items/65fd287b4c088e035d88d229 (受付終了)
【聴講コース】:https://spbs-honten.stores.jp/items/65fd29c14c088e035d88d267 (受付終了)
【アーカイブ視聴コース】:https://spbs-honten.stores.jp/items/65fd2a699a7b2101d0b643be (募集中)

 

▷ よくあるお問い合わせ

Q. 編集、ライター、デザイナーとして仕事をしている、あるいは未経験なのですが、参加可能ですか?
A. 可能です。編集における基本のハウツーを学ぶことよりも、さまざまな視点で「編集の考え方」を学ぶことや、自分で企画・内容を考えることに主眼を置いていますので、編集経験の有無による参加制限はございません。

Q. ワークショップに参加するにあたって、用意するものはありますか?
A. 特にありませんが、原稿データを作成するパソコンや、デザインソフトは各自でご用意ください。AdobeのInDesignやIllustratorをおすすめしておりますが、Microsoft PowerPointや、手書きやコラージュのスキャンなどでデータを作成することも可能です。

Q. すべての回に参加できなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。全てのコースで後日アーカイブ動画がご覧いただけます。講義当日に受講ができなくても、Slackをはじめとする受講生同士のコミュニケーションや、事前課題やフィードバックなど相互のやりとりがございますので、「経験」を重視したい方には【A】雑誌制作コース・【B】聴講コースの受講をおすすめします。

Q. 受講者同士の交流はありますか?
A. オンライングループの立ち上げや、開催期間中に番外編として雑談会などのイベントを予定しています。また、雑誌制作コースと聴講コースについては、期間中のコミュニケーションツールとしてSlackを使用して情報共有や交流を行っていただくことが可能です。

Q. 途中で受講を続けられなくなった場合、受講料は返金されますか?
A. ワークショップ開講後の返金は、原則として受け付けておりません。
 

▷ そのほかの注意事項

・最少催行人数に達しなかった場合、開催を見送る場合がございます。あらかじめご了承ください。
・スケジュールや課題提出の連絡など、開講中のコミュニケーションツールはSlackを使用します。
・編集ソフトや画像加工ソフトの使い方は、本講座内では扱いません。各自で操作可能なものをお使いください。
 

▷ アーカイブ動画視聴に関するご案内

・ご購入後にダウンロードができるPDF(視聴ガイド)に、ご視聴いただけるリンクが記載されております。
・動画のダウンロードはできないため、インターネットへの接続環境と、PCやタブレットなどのデバイスが必要です。
・購入後のメールにダウンロードPDFが自動送信される関係で、チケットご購入後の返金は、原則として受け付けておりません。
・当チケットおよびアーカイブ動画の転売・共有は固くお断りいたします。

 

▷ SPBS THE SCHOOLとは?

SPBS THE SCHOOLは、“編集”を通して世の中を面白くする遊びと学びのラボラトリーです。古今東西のすべての本、著者、編集者をパートナーに迎え、日常のもの・こと・場所を観察し、意味を捉え直すことで、自分と世の中に小さな変化を起こしていきます。
●現在受付中・過去に開催したワークショップはこちら
 

「SPBS編集ワークショップ2024」

■ 期間:2024年4月27日(土)〜10月19日(土)
■ 主催:合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
■ 担当:SPBSメディア事業部 SPBS THE SCHOOLチーム 加藤・鈴木・福井
ご相談やご質問などはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先 school [at] shibuyabooks.co.jp
*土日祝を除き、お問い合わせの翌日までにご返信します。

 

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