本と編集の総合企業

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【イベント】『わたしとあなた 小さな光のための対話集』刊行記念|「対話や編集についてのそれぞれのかたち」@ SPBS本店

【イベント】『わたしとあなた 小さな光のための対話集』刊行記念|「対話や編集についてのそれぞれのかたち」@ SPBS本店

 
SPBS本店では、メディア・コミュニティ〈me and you〉が手がける初の書籍『わたしとあなた 小さな光のための対話集』発売を記念し、本書の編集やライティングに関わった方々をお迎えしてトークイベントを開催します。
 
『わたしとあなた 小さな光のための対話集』は、フェミニズム、メンタルヘルス、男らしさ/女らしさ、戦争、差別といったテーマを元に、さまざまなジャンルの方々と制作メンバーのみなさんが対話を重ね、社会の構造にも目を向けながら、ともに生きていける関係性や場所について考えた一冊です。
 
わたしとあなた。あくまでも個人的な違和感や思いを起点として始まるこの対話集を読むと、時にはかき消されたり、自分の中に飲み込んだままにしてしまいそうになる小さなことばや思いを差し出してみることの尊さ、それができる場がいかに私たちに必要かを考えさせられます。
 
本トークイベントでは、この本の発行人であり、お互いを尊重し合う対話の場を形にしている〈me and you〉の野村由芽さんと竹中万季さん、本の制作に関わった倉田佳子さん、平岩壮悟さんをお迎えしてお話を伺います。誰もが発信し、編集する時代に、編集やライティング、メディアに関わる仕事を続けている4人は、どのような考えのもと日々の仕事に向き合っているのでしょうか。
 
取材先の選び方、インタビューの方法、ことばにまつわる違和感、多様性に配慮した表現、仕事の面白さなどについてお話しいただく約1時間半。同じ業界にいる方はもちろん、書くことや伝えることについて考えたい、もしくは仕事にしていきたい、という方にとってピンとくるヒントや視点が得られるはずです。イベントの最後には質疑応答も設ける予定です。
 
限定20名に限った会場参加、またはオンラインでのご参加が可能です。本店では年内最後のイベントとなります。今年1年の振り返りも兼ねて、ぜひ4人のゲストのお話に耳を傾けてみてください。
 
*12/25追記:ゲストでご登壇を予定されていた竹中万季さんが体調不良のため欠席となりました。
 

ゲスト


野村由芽(のむら・ゆめ)さん
1986年生まれ。編集者/文章を書く。広告会社に勤めたのち、2012年CINRA入社。カルチャーメディアCINRA.NETの編集、企画、営業を行い、2017年に同僚の竹中万季と共に、ひとりひとりの声を肯定する場所「自分らしく生きる女性を祝福するライフ&カルチャーコミュニティ”She is”」を立ち上げ、編集長を務める。2021年4月にCINRAを退職し、同月、竹中万季と共に株式会社ミーアンドユー(me and you, inc.)を設立。メディア『me and you little magazine』編集長。性にまつわることを自分の温度で話しはじめてみる音声番組「わたしたちのスリープオーバー」(J-WAVE・SPINEAR)ナビゲーター。
 

*12/25追記:ゲストでご登壇を予定されていた竹中万季さんは体調不良のため欠席となりました。
 
竹中万季(たけなか・まき)さん
1988年生まれ。編集、企画などを行う。CINRAで女性の生き方を考えるメディア・コミュニティ「She is」を野村由芽と立ち上げ、事業部長を務める。また、企業や行政とのwebメディアやイベントの立ち上げなどさまざまな案件に携わり、施策全体のプロデュース、企画、ディレクション、編集など幅広く担当。2021年4月に野村と共に独立し「me and you」を設立、代表を務める。メディア・コミュニティ『me and you little magazine & club』の編集を行うほか、J-WAVE・SPINEAR『わたしたちのスリープオーバー』のナビゲーターも務める。
 

photo by Ryo Yoshiya

倉田佳子(くらた・よしこ)さん
1991年生まれ。国内外のファッションデザイナー、フォトグラファー、アーティストなどを幅広い分野で特集・取材。これまでの寄稿媒体に、Fashionsnap.com、GINZA、HOMMEgirls、i-D JAPAN、SPUR、STUDIO VOICE、SSENSE、TOKION、VOGUE JAPANなどがある。2019年3月にはアダチプレス出版によるVirgil Abloh書籍『“複雑なタイトルをここに” 』の共同翻訳・編集を行う。2022年には、DIESEL ART GALLERYの展示キュレーションを担当。同年「Gucci Bamboo 1947」にて日本人アーティスト・nico itoをコーディネーションする。 Instagram
 

平岩壮悟(ひらいわ・そうご)さん
1990年、岐阜県生まれ。i-D Japanに在籍したのち独立。フリーランス編集者/ライターとして文芸誌、カルチャー誌、ファッション誌に寄稿するほか、オクテイヴィア・E・バトラー『血を分けた子ども』(藤井光訳、河出書房新社)をはじめとした書籍の企画・編集に携わる。訳書にヴァージル・アブロー『ダイアローグ』(アダチプレス)。
 

当日予定されている内容

・こんな企画をしたい、取材をしたい、と思い浮かぶためのインスピレーションのソースは?
・インタビューの準備は具体的にどのように行うか?
・自身にとっての編集、ライターの仕事に影響を与えたという観点から、今年印象に残った仕事は?
・話を聞き、届けることの面白さをどんなふうに考えているか?
・あらゆる人が生きやすい社会をつくるために、編集・ライティングを生業にするものとして、あるいは個人的に意識していることはあるか?
・若いライターや書き手を育てるには何が必要か(原稿料が安すぎる問題も含め)? 
・2030年のメディア環境と自分たちがどうなっていると思うか? etc…
 

書籍について

photo by Masumi Ishida

『わたしとあなた 小さな光のための対話集』
■ 出版社:me and you
■ 定価:3,850円(税込)
 

本書に登場される対話のお相手

・清水晶子さん(東京大学大学院総合文化研究科教授)
・秋田祥さん(ノーマルスクリーン主宰)
・伊藤絵美さん(公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士、洗足ストレスコーピング・サポートオフィス所長)
・武田砂鉄さん(ライター)
・ドミニク・チェンさん(博士、学際情報学)
・小林エリカさん(作家、マンガ家)
・穂村弘さん(歌人)
・竹田ダニエルさん(ライター)
・ブライアン・ヒューさん(ライター、編集者、翻訳者、活動家、DJ、『New Bloom』創設者)
・ソン・スンリエンさん(「女書店」取締役会長)
・ジェイ・リンさん(『GagaOOLala』『Portico Media』創設者兼最高経営責任者)
・バイロン・デュヴェルさん(ミュージシャン、『Queer Trash Taiwan』創設者)
・イ・ランさん(マルチ・アーティスト)
 

関連アイテムについて


me and youオリジナルのステッカーパックと、ステッカー付き書籍も当日販売いたします。
オンライン参加の方で購入をご希望の場合は、該当チケットをご購入ください。
 

『わたしとあなた 小さな光のための対話集』刊行記念
「対話や編集についてのそれぞれのかたち」

■ 日時:2022年12月26日(月)19:00〜20:30 (開場 18:50)
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP]
■ 参加費:
①会場参加チケット 1,650円(税込) *書籍・ステッカーは当日その場でご購入いただけます
②オンライン視聴チケット 1,650円
③オンライン視聴+書籍付きチケット 5,685円(チケット代 1,650円+書籍代 3,850円+送料185円)
④オンライン視聴+書籍&ステッカー付きチケット 7,335円(チケット代 1,650円+書籍代 3,850円+ステッカー代 1,650円+送料185円)
⑤オンライン視聴+ステッカー付きチケット 3,485円(チケット代 1,650円+ステッカー代 1,650円+送料185円)
■ 申し込み:こちらのリンクから申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
 

注意事項(*必ずご確認ください。)

・当イベントはチケットをご購入いただいた全てのみなさまに後日アーカイブ動画をお送りします。イベント終了後1週間以内に視聴リンクをお送りします。
・イベントの撮影・録音はご遠慮いただいております。
・「③書籍つきチケット」の書籍の発送はイベント終了後となる可能性がございます。申し込み時に住所のご記入をお願いいたします。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
・新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更する場合がございます。変更する場合はSPBSのホームページにてお知らせいたします。
 
▷オフラインにてご参加のみなさま
・当日はご自宅で体温測定のご協力を必ずお願いいたします。熱が37.5℃以上、または体調に異変を感じる場合は参加をお控えいただいております。お電話(03-6225-0540)かメール(spbs.kamiyamacho[at]shibuyabooks.co.jp)でご連絡ください。
・会場入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクの着用がない場合は参加をお断りいたしますので、ご了承ください。
 

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