本と編集の総合企業

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【SPBS THE SCHOOL】特別講義「団地の本屋」から考える、本屋と街のこれからのこと(全4回)*申し込み受付を終了しました

【SPBS THE SCHOOL】特別講義「団地の本屋」から考える、本屋と街のこれからのこと(全4回)*申し込み受付を終了しました

 

講座事務局よりお知らせ

当講座は終了しました。現在募集中の講座・ワークショップはこちらからご覧いただけます。

 
SPBS THE SCHOOL「移動式本屋のはじめかた」で、二度にわたって講師を務めた移動式本屋〈BOOK TRUCK〉店主・三田修平さんが、8月21日に固定店舗である〈BOOK STAND 若葉台〉をオープンします。
 
10年間にわたる移動式本屋の活動を通じ、本屋の新しいあり方や本と人の出会い方を探ってきた三田さんが、固定店舗を開く場所として選んだのは、ご自身も居住する神奈川県旭区の若葉台団地の中。三田さんは「団地の本屋」を始めようとしています。
 
本講座は三田さんをナビゲーターとして、「本屋と街」をテーマに全4回にわたって本と本屋のこれからについて考え、学んでいくSPBS THE SCHOOLの特別講義です。
従来のSPBS THE SCHOOLは、少人数でさまざまな課題やワークに取り組みながら学ぶ連続講座ですが、今回は気軽により多くの人が参加でき、ナビゲーターとゲストの対談を聞きながら、テーマについて自分の考えを深めたり、新しい視点を取り入れていただくことができます。各回には質疑応答の時間を設け、オンラインからでも質問していただくことができます。
 
「団地の本屋」である〈BOOK STAND 若葉台〉に込められた三田さんの思いを紐解きながら、多様なフィールドで活躍するゲストをお迎えし、街や地域の中で本と本屋はどんな役割を担っていくのか、どんな可能性と未来があるのか、約1ヶ月間、全4回の講義を通じて探って行きます。
 

講義内容

第0回 | 8月22日(月)19:30-21:00 ※無料回※
「わたしたちの本屋のこれから ──BOOK TRUCKとSPBSの場合」

〈BOOK STAND 若葉台〉の開業に際し「改めて街の本屋について考えてみたい」と話す三田さん。講義全体のイントロダクションとして、三田さんが「団地の本屋」をつくった背景や、〈BOOK TRUCK〉店主として活動してきた10年間で感じた本屋と街のことについて、SPBSが聞き手となってじっくり話をお聞きします。
 

第0回の様子を動画でチェック!

 

第1回 | 9月2日(金)19:30-21:00
「本と地域の心地よい関わりかた」 ゲスト:幅允孝さん(ブックディレクター)

全国各地でさまざまな本棚をつくってきた幅さんは、土地や相手によって、差し出す本も差し出し方も変えています。その土地や地域の文脈をどのように紐解き、本を選んで差し出しているのでしょうか。また、本があることによって、土地や地域にどんな影響を与えることができるのでしょうか。本屋とは違う方法で長年本を届ける仕事をしてきた幅さんの視点から、本と地域の関係を考えていきます。
 

第2回 | 9月15日(木)19:30-21:00
「本屋で街はどう変わる?」 ゲスト:西田司さん(建築家)

時にはコミュニティとして、時には文化発信の地として、本屋が本を売るだけではなくさまざまな役割を担うことで、街と本屋の関係は多層的になっています。建築家でありながらまちづくりにも深く関わる西田さんの目に、本と本屋はどのように映っているのでしょうか。これからの街と本屋の関係性、そして「団地の本屋」の可能性ついて、まちづくりの視点から深堀りします。
 

第3回 | 9月29日(木)19:30-21:00
「未来のために本屋ができること」 ゲスト:eriさん(アクティビスト)

アクティビストとして、よりよい未来のために活動するeriさん。三田さんとは、長年の友人でもあるeriさんとともに、人々の声を集め、伝える場としての本屋の可能性や、読書がもたらす行動の変化など、私たちの未来のために本屋ができることを考えていきます。
 

こんな人におすすめ

・本と本屋のこれからに関心がある人
・団地をもっとおもしろくしたいと考えている人
・本屋を始めてみたい、または本屋で働いている人
・地域の活性化やまちづくりに携わっている、関心がある人
 

会場


BOOK STAND 若葉台
「本屋+ドリンクスタンド+ニューススタンド(kiosk)」という新しいスタイルの書店。団地という巨大なコミュニティのなかで、本を媒介にしてヒトとモノとコトが行き交い、世界の楽しさを再認識できるような場所を目指す。従来の書店機能に加え外に開かれたスタンド機能を併せ持つことで、誰もが気軽に立ち寄りやすい雰囲気を確保し、商店街全体、団地全体に活気を与えていく。
Twitter | Instagram
 
※BOOK STAND 若葉台はクラウドファンディングを実施しています。
 

参加方法

①「BOOK STAND 若葉台」会場参加 *受付終了しました
・第1回〜第3回:各回 税込1,650円(定員20名)
・第1回〜第3回セット券:税込4,400円(定員10名)
※販売期限は各回のイベント開始時間の2時間前までとなります。
※会場の定員は30名さまとなります。
※セット券の販売期限は、第1回のイベント開始時間の2時間までです。
 
②オンライン参加 *受付終了しました
・第0回:無料(オンラインのみ、定員なし)
・第1回〜第3回:各回 税込1,650円(定員なし)
・第1回〜第3回セット券:税込4,400円(定員なし)
※販売期限は各回のイベント開始時間の30分前までとなります。
※セット券の販売期限は、第1回のイベント開始時間の30分前までです。
 

登壇者


【ナビゲーター】三田修平(みた・しゅうへい)さん/〈BOOK TRUCK〉〈BOOK STAND 若葉台〉店主
1982年、神奈川県出身。大学卒業後、TSUTAYA TOKYO ROPPONGI、CIBONE青山店での勤務を経て、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSの店長を開店から4年務め独立。2012年3月に移動式本屋・BOOK TRUCKをスタートし、現在までに700日以上の出店実績がある。他にも飲食店や小売店のブックセレクトや、電子書籍ストア「Reader store」のサポートなど、さまざまな形で本の販売に携わっている。2022年8月、団地の本屋〈BOOK STAND 若葉台〉をオープン予定。
BOOK TRUCK | BOOK STAND 若葉台
 

【第1回ゲスト】幅允孝(はば・よしたか)さん/ブックディレクター
有限会社BACH(バッハ)代表。人と本の距離を縮めるため、公共図書館や病院、学校、ホテル、オフィスなど様々な場所でライブラリーの制作をしている。安藤忠雄氏の建築による「こども本の森 中之島」ではクリエイティブ・ディレクションを担当。最近の仕事として「早稲田大学 国際文学館(村上春樹ライブラリー)」での選書・配架、札幌市図書・情報館の立ち上げや、ロンドン・サンパウロ・ロサンゼルスのJAPAN HOUSEなど。早稲田大学文化構想学部非常勤講師。神奈川県教育委員会顧問。Instagram:@yoshitaka_haba
 

【第2回ゲスト】西田司(にしだ・おさむ)さん/建築家
建築家、オンデザインパートナーズ代表、ソトノバ・パートナー、東京理科大学准教授。1976年生まれ。使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、様々なビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践する。主な仕事に「ヨコハマアパートメント」(JIA新人賞/ヴェネチアビエンナーレ審査員特別表彰)、「ISHINOMAKI2.0」(地域再生大賞特別賞)、「THEBAYSとコミュニティボールパーク」など。主な著書に『建築を、ひらく』(2014)、『オンデザインの実験』(2018)、『楽しい公共空間をつくるレシピ』(2020)、『タクティカル・アーバニズム』(2021)など。
 

【第3回ゲスト】eri(えり)さん/アクティビスト
アパレル会社経営・プロダクトのデザイン・古着のバイイング/販売を通して、繊維産業、地球の環境課題、気候危機に対してどうアプローチできるかを模索中です。またアクティビストとしてあらゆる社会問題に関心を寄せ、またそれをどう市民が課題解決のためにアクションできるのかを考えシェアし、さまざまなプロジェクトを立ち上げ運営に携わっています。
※そのほかのeriさんのご活動についてはこちらをご覧ください。
 

注意事項

・チケット購入後のお客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
・イベントの撮影・録音はご遠慮いただいております。
 

会場参加の方へ

・会場の住所・行き方などご参加に際してのご案内は、お申し込み後にご連絡致します。
・新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更する場合がございます。変更する場合はSPBSのホームページ、BOOKTRUCKのSNSなどにてお知らせいたします。
・当日は必ずご自宅での体温測定へのご協力をお願いいたします。熱が37.5℃以上、または体調に異変を感じる場合は参加をお控えいただいております。
・会場入り口での手の消毒、マスクの着用を必須といたします。マスクの着用がない場合は参加をお断りいたしますので、ご了承ください。
・会場ではお客さま同士の密接を防ぐため、間隔を開けて座席をご用意します。
 

オンライン参加の方へ

・配信にはZoomウェビナーを使用します。使用方法、通信環境については、お客さまご自身でご確認ください。
・オンライン配信URLは、イベント当日にPeatixにて公開いたします。
・アーカイブ配信はイベント終了後3日以内(土日祝除く)に公開します。視聴期限は公開から2週間です。
 

お問い合わせ

SPBS THE SCHOOL 担当:工藤
school@shibuyabooks.co.jp
 

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