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【イベント】『「人それぞれ」がさみしい──「やさしく・冷たい」人間関係を考える』刊行記念トークイベント
「人それぞれ」に抑え込まれた思いの行方

【イベント】『「人それぞれ」がさみしい──「やさしく・冷たい」人間関係を考える』刊行記念トークイベント<br />「人それぞれ」に抑え込まれた思いの行方

 
「人それぞれ」という言葉には、多様性や個々人の違いを尊重するリベラルな印象がある一方、考え方の異なる者同士が互いに本音で語り合わず、内面に深く踏み込むのを避けようとする側面があります。
 
個性と多様性を尊重する現代社会。それは耳障りが良い反面、「一人」になる条件にもなりえます。コロナ禍の影響も相まって、人間関係における他者との距離感の取り方の難しさが取り沙汰されています。
SPBSでは石田光規さんが上梓した『「人それぞれ」がさみしい──「やさしく・冷たい」人間関係を考える』の刊行を記念し、ゲストにノンフィクション作家の菅野久美子さんをお迎えしてトークイベントを開催します。
 
果たして人は個人として孤立し、他者の存在なくして生きていけるのか。孤独死や生きづらさの問題を切り口に、「人それぞれ」の社会に隠れた息苦しさや他者との関わり方についてお話しいただきます。みなさまのご参加をお待ちしております。
 

こんな方におすすめ

・リベラルについて関心がある方
・希薄になっていく人間関係に疑問を感じている方
・他者との関係の築き方を見直したい方
 

登壇者


石田光規(いしだ・みつのり)さん
1973年生まれ。2007年東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程単位取得退学(社会学博士)。著書に『人それぞれがさみしい──「やさしく冷たい」人間関係を考える』(ちくまプリマー新書)、『孤立の社会学──無縁社会の処方箋』『つながりづくりの隘路──地域社会は再生するのか』(勁草書房)、『郊外社会の分断と再編──つくられたまち・多摩ニュータウンのその後』(編著、晃洋書房)、『友人の社会史──1980-2010年代 私たちにとって「親友」とはどのような存在だったのか』(晃洋書房)がある。
 

菅野久美子(かんの・くみこ)さん
性と死をみつめる、ノンフィクション作家。
1982年、宮崎県生まれ。大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。著書に『家族遺棄社会 孤立、無縁、放置の果てに。』(角川新書)『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』
(毎日新聞出版)『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』(双葉社)『事故物件めぐりをしてきました』(彩図社)などがある。
また、生きづらさ、女性の性をテーマにした記事やエッセイを各種web媒体にて精力的に執筆している。
Twitter@ujimushipro
 

書籍について


『「人それぞれ」がさみしい──「やさしく・冷たい」人間関係を考える』
著者:石田光規
出版社: 筑摩書房
発売日:2022年1月7日
定価:902円(税込)
 

開催概要

■ 日時:2022年3月17日(木)19:00-20:30
■ 会場:オンライン(Zoomウェビナーを使用します)
*オンラインチケットをお申し込みいただいた皆様は、Peatix「視聴」ページより、お申し込みされたイベント当日14時以降、配信URLが確認できるようになります。
■ 料金:
・オンライン視聴チケット:¥1,650(視聴のみ)
・【「人それぞれ」がさみしい】書籍付きオンライン視聴チケット2732:¥(書籍1冊付/送料込み)
■ 申し込み:こちらのリンクから申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。

■ 主催・企画:SPBS TOYOSU
■ 協力:筑摩書房
 

注意事項*必ずご確認ください

・イベントの撮影・録音はご遠慮いただいております。
・アーカイブ配信はイベント終了後2日以内(土日祝日除く)に公開します。視聴期限は公開から1週間となります。
・お申し込み日により、「書籍付きチケット」の書籍のお届けはイベント終了後になる場合がございます。
・お客さま都合によるお申し込み後の返金は原則いたしませんので、あらかじめご了承ください。
 

お問い合わせ

SPBS TOYOSU(リンク先に移動します)
03-6225-0540

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