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- 【アーカイブ販売】果てとチーク『害悪』上演記念トークイベント 升味加耀×清水晶子×小川公代「極限状態の社会におけるマイノリティとフェミニズム」
演劇ユニット〈果てとチーク〉の第8回本公演『害悪』の上演を記念し、11月17日(日)にSPBS TOYOSUで開催されたトークイベントのアーカイブ動画を販売いたします。本イベントでは、〈果てとチーク〉主宰の升味加耀さんが、ゲストのお二人とともに『害悪』(再演・2021年)を題材に議論を深めました。
ゲストには、フェミニズムやクィア理論の研究者である清水晶子さん、そして『ケアの倫理とエンパワメント』などの著書で知られる英文学者の小川公代さんをお迎えして、それぞれの専門である「ケアの倫理」や「フェミニズム」の視点から作品について語られた、濃密な内容となっています。
また、SPBS TOYOSUでは、11月5日(火)~11月30日(土)の期間中、升味さんによる選書フェアを開催しています。仮想空間での第三次世界大戦下を生きる三姉妹を描き、未来に起こり得る最悪のシナリオを提示する作品『害悪』。この選書フェアでは、「戦争とフェミニズム」をテーマに、『害悪』の制作にあたり参考とされた書籍を多数ご紹介しています。ぜひこの機会にお立ち寄りください。
▷ 登壇者
升味加耀(ますみ・かよ)
2015年、留学先のベルリンにて、演劇ユニット・果てとチークを旗揚げ。
以降、全ユニット作品の劇作・演出を担当。
神話や都市伝説から材をとった非現実的で極端な設定と、ポップでドライな会話を用い、
社会に遍在する透明化された差別や断絶を、登場人物の混乱や葛藤、ショッキングな結末を通して活写する。
清水晶子(しみず・あきこ)
東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はフェミニズム/クィア理論。私たちがどのような言葉やイメージ、枠組みで、自分の欲望や身体を理解し、生きているかを、文化的・社会的な歴史や背景、政治的諸力との関わりなどから考えている。主な著書に『フェミニズムってなんですか?』(文春新書)、『ポリティカル・コレクトネスからどこへ』(共著、有斐閣)、『読むことのクィア(続 愛の技法)』(共著、中央大学出版部)など。
撮影:嶋田礼奈
小川公代(おがわ・きみよ)
上智大学教授。専門は、ロマン主義文学、医学史、およびジェンダー研究。著書に、『翔ぶ女たち』『ケアの倫理とエンパワメント』『ケアする惑星』(いずれも講談社)、『世界文学をケアで読み解く』(朝日新聞出版)、『ゴシックと身体 ──想像力と解放の英文学』(松柏社)など、訳書に、シャーロット・ゴードン『メアリ・シェリー』(白水社)、シャーロット・ジョーンズ『エアスイミング』(幻戯書房)などがある。
▷ 〈果てとチーク〉主宰 升味加耀さんによる選書フェア
■ 会期:2024年11月5日(火)~11月30日(土)
■ 場所:SPBS TOYOSU(東京都江東区豊洲2-2-1 アーバンドックららぽーと豊洲3 4F)[MAP]
■ 営業時間:月・火・水・金・土 8:30-19:00 / 木 8:30-21:00 / 日・祝日 10:00-19:00
*イベント等で変更となる場合がございます
▷〈果てとチーク〉公演情報
第8回本公演『害悪』
作・演出|升味加耀
出演|川村瑞樹 鄭亜美(青年団) 中島有紀乃 能島瑞穂(青年団) 宝保里実(コンプソンズ) まりあ 李そじん
日程|2024年11月22日(金)〜24日(日)
会場|座・高円寺1(東京都杉並区高円寺北2-1-2)
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【期間限定】アーカイブ動画販売中
こちらのリンクよりアーカイブ動画視聴チケットを販売しております。
*本イベントは2024年11月17日(日)に開催されました。
*アーカイブ動画販売期間:2024年12月31日(火)PM23:59
*アーカイブ動画が視聴できる期間は、2025年1月31日(金)23:59までとなります。