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【イベント】見えるものと見えないもの ~ 自然現象からつくるアートの知覚体験『ブランドストーリーは原風景からつくる』刊行記念トークシリーズ vol.2

【イベント】見えるものと見えないもの ~ 自然現象からつくるアートの知覚体験『ブランドストーリーは原風景からつくる』刊行記念トークシリーズ vol.2

 
科学・芸術・デザイン・ファッション・文学……
さまざまな分野において語られる「知覚・認知」。
人は何を持って知覚・認知し、記憶や原風景は世の中にどのような影響を与えていくのでしょうか。

自伝的記憶とブランドの関係性を1冊にまとめた『ブランドストーリーは原風景からつくる』(日経BP)刊行記念トークの第2弾。今回は分野を横断し、見えるもの、見えないものの知覚体験が世の中にどのような影響を与えていくのかについて考えていきます。
 
小さな課題発見・ストレスの認知から生まれるテクノロジー、
原風景から発想した応用芸術の側面を持つプロダクトデザイン、
ロングセラーブランドに共通する幼少期の空間的記憶、
自然現象への感動体験や祈りから生まれるアート
 
「科学と宗教と芸術は自然の不思議の探求の同床異夢である」とは現代美術家・杉本博司さんの言葉ですがテクノロジーの発展、生活様式の変化とともに、今までマーケティングによって形作られてきた右肩上がりの経済成長が成り立たなくなりつつある昨今、五感、魂、自然現象、小さなストレスの「知覚・認知」は避けては通れないトピック、ものごとの指標になりつつあります。
 
本トークでゲストにお迎えするのは、世界観を遠くまで届けるWeb展示が作れるアプリ〈Uttzs/ ウツス〉の代表であり家電メーカーで国内外の生活の道具をデザインしながら、造形作家として活動する田上雅彦さん。自伝的記憶とブランドの関係性を1冊にまとめた『ブランドストーリーは原風景からつくる』(日経BP)を刊行し、企業から商品・事業ブランドまで、国内外におけるブランド戦略やデザイン戦略を包括的視点で活動する細谷正人さんをホストにマーケティング活動のための認知だけではなく、本質的な体験や認知とは何か、見えるもの見えないものを横断し、モノをとりまく知覚体験について考えていきます。
 

見えるものと見えないもの ~ 自然現象からつくるアートの知覚体験
『ブランドストーリーは原風景からつくる』刊行記念トークシリーズ vol.2

■ 日時:2021年4月6日(火)20:00〜21:30(オンライン配信)
■ 会場:オンライン
■ 参加方法:無料
■ 申し込み:こちらのリンクからWEBチケットをご購入いただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
 
■ ゲスト:

田上雅彦(たのうえ・まさひこ)さん/デザイナー、造形作家、〈Uttzs ウツス〉発起人代表
家電メーカーで国内外の生活の道具をデザインしながら、造形作家として京都を拠点に活動。手仕事とデジタルな物作りの間を行き来しながら、この世界を形作る自然現象や、物理法則そのものに宿る霊性。完全には近づけないその姿に対する畏敬の念を形にする。
世界観を遠くまで届けるWeb展示が作れるアプリ〈Uttzs/ ウツス〉代表。
様々な領域を溶かし、もの作りの豊かな多様性ある未来を願う。
熊本県玉名市生まれ。九州大学芸術工学部卒。
 
■ ホスト:

写真:鈴木陽介

細谷正人(ほそや・まさと)さん/バニスター株式会社 代表・ディレクター、法政大学大学院 デザイン工学研究科 兼任講師
企業ブランドから商品・事業ブランドまで、国内外におけるブランド戦略及び独自の消費行動分析、デザイン戦略、ネーミング開発、コミュニケーション戦略、社内ブランド啓発活動等100を超えるプロジェクトを実施してきた。包括的な視点でブランドとデザインを両輪で導く。主要な実績には、P&G、オムロンヘルスケア、大塚製薬、オリエンタルランド、ヤマハ、楽天、積水ハウス、森永乳業、星野リゾート、ワコール、宝酒造、味の素、ダノンウォーターズ、キリンビール、メルシャン、アップリカ、よつ葉乳業、朝日酒造、JT、富士ゼロックス、日産自動車、中央軒煎餅等、幅広い業界でプロジェクトを行っている。
主な著書には 『ブランドストーリーは原風景からつくる』(日経BP)、『Brand STORY Design ブランドストーリーの創り方』(日経BP)があり、同書は2019年に韓国語版として翻訳されている。
 
■ 書籍:

『ブランドストーリーは原風景からつくる』(細谷正人 著/日経BP/2020/11/20)
愛着のあるロングセラーブランドは、作り手が作るものではなく、生活者自身が生み出すストーリーによって作られている。原風景とは自伝的記憶のことであり、幼い時などの記憶がロングセラーブランドを支えていることをインタビュー調査等によって明らかにしている。自伝的記憶は、意図的に覚えこもうとしていないにもかかわらず、いつのまにか様々な記憶がつくられている特徴がある。本書では、衝撃的な1回の記憶よりも、複数回くりかえされる概括的かつ空間的で情緒的な記憶のほうがロングセラーブランドに大きく影響していることを解説している。
また、ブランドにおける自伝的記憶を軸に、日経クロストレンドでの2年半、計33回にわたる連載取材の中からソニー企業、花王、良品計画、ジンズ、たねや、ナインアワーズなどの最新ブランディング事例を紹介している。そして巻末では、建築家の田根剛氏やTomatoの長谷川踏太氏との対談も含まれている。
 

参加方法

本イベントはオンライン配信です。
お申し込みいただいた皆さまは、Peatix「視聴」ページよりイベント当日14時以降配信URLが確認できるようになります。
 

注意事項

お客様都合によるお申込み後の返金はお受けしておりません。
また、書籍の配送は事後となりますこと、ご了承ください。

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