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【期間延長!】手差ユニッツ「とうえん」刊行記念フェア「おなじみち おなじ じかん ちがう まいにち」@SPBS本店

【期間延長!】手差ユニッツ「とうえん」刊行記念フェア「おなじみち おなじ じかん ちがう まいにち」@SPBS本店

 
「せみ はしんだら にじになるんだよ」
「くるまはどんないろでも ぴかぴかだねえ」
「かど まがったら さむくなくなった!」(『とうえん』手差ユニッツ)

 
たわいないけど大切な日常の断片を描く『素晴らしき七番地』、ユニークな同僚の知恵で、たんたんとした仕事の風景が変化する『12時』、意思疎通機が開発された世界での心のつながりを描いたSF作品『TELERO』など、主題はさまざまながら、ともすれば忘れてしまうようなちょっとした日々とその感情の動きを丁寧にすくい取る手差ユニッツの作品。なつかしさをおぼえるタッチと、記憶にとどまる内容は、多くの読者をとりこにしています。
 
待望の新作となる『とうえん』は、今までの作品とはすこし趣向を変えた一作。子どもの登園の様子をホームビデオで撮影するように描いた本作は、子どもがこの世界で見つけた小さな発見と喜びにあふれています。子どもの宝物とも言える豊かな発想とのびやかな思考が、ひとコマひとコマに展開され、何度も読み返したくなる愛しい一冊が生まれました。
 
SPBS本店では、『とうえん』の刊行記念フェアを開催します。既刊作品はもちろん、『とうえん』のもととなった制作ノートの展示、手差ユニッツが「座右の本」と愛読する一冊や、親子で楽しめるおすすめの関連書籍と紹介POPも設置します。
また、『とうえん』をご購入いただいた方には、このフェアのために特別に作成されたポストカードをプレゼントします。
 

本作もまた、「手差ユニッツ」の名前の由来となる、印刷・製本を自身でおこなった完全手づくりの一冊。少しずつ春めいてきた3月、読後にやさしい気持ちでいっぱいになる“手差版ピーナッツ”のような『とうえん』の期間限定フェアを、ぜひSPBS本店でお楽しみください。
 

手差ユニッツ「とうえん」刊行記念フェア「おなじみち おなじ じかん ちがう まいにち」@SPBS本店

■ 日時:2021年3月8日(月)~4月11日(日)*好評につき期間延長!
11:00-21:00 *短縮営業中
*営業時間は変更となる場合があります。ご来店前にHPやSNSにて最新情報をご確認ください。
■ 場所:SPBS本店特設スペース(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山 1F)[MAP]
■プロフィール:

手差ユニッツ(てざしゆにっつ)
1982年、鹿児島市生まれ。
2006年、京都にて輪転機を使用した印刷、手製本で漫画を制作をはじめる。
田河水泡、長谷川町子、森雅之、永島慎二、大島弓子を私淑。『小窓』2006、『八月抄記』(トムズボックス刊)2008、『シューゲイザーの青い星』2011、『12時』2013、『TERELO』2015、『甲突川を歩く』2019、『素晴らしき七番地』(CD=THE LOST CLUBとの共著)2019など。最新作『とうえん』は輪転機RISOGRAPH・SD5430Lを自宅に導入後初めての本。
https://note.com/tezashi

 

『とうえん』(手差ユニッツ)
■ 発売日:3月8日(月)
■ 定価:900円+tax

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