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【フェア】『さよなら、俺たち』刊行記念
「俺たち」から「私個人」になるために@SPBS本店

【フェア】『さよなら、俺たち』刊行記念<br />「俺たち」から「私個人」になるために@SPBS本店

彼女のことを「お前」と呼んだ経験はありませんか?
女性を判断する基準がルックスとスタイルのみになっていませんか?
生理のことを「女性が不機嫌になる日」とだけ認識していませんか?
 
恋バナ収集ユニット〈桃山商事〉代表として1,200人を超える女性の恋愛相談に耳を傾けてきた清田隆之さんが、恋愛相談を通して見てきた「男たち」、そして、「俺たち」に向き合い執筆したジェンダー・エッセイ集『さよなら、俺たち』が発売されました。
 
本作では、清田さん自身の若き日の体験や、受けてきた恋愛相談の実例から、失恋、家事分担、性的同意、夫婦別姓からコロナ離婚まで、さまざまなテーマに根づく男性問題を掘り下げています。身近に存在するジェンダー問題や、なんとなく見なかったことにしていた積年のしこりのようなものに、改めて気づかされる1冊です。
 
SPBS本店の店頭では、清田さんの『さよなら、俺たち』の刊行を記念し、選書と特典をご用意した特別フェアを開催します。『さよなら、俺たち』をはじめ、さまざまな書籍を読むことで、自らに内在する問題と向き合う時間をつくりませんか。
 
清田さんコメント
──「人々の恋愛相談に耳を傾ける」という風変わりな活動を通じ、恋愛とジェンダーの問題を考えてきました。「女性は」「男性は」と、いわゆる“大きな主語”で語ることで見えてくる問題ももちろんありますが、『さよなら、俺たち』は徹底的に「私」という個人の目線にこだわりました。他者や社会の問題を考えるためにはまず、自分自身のことを深く掘り下げてみる必要があると感じたからです。自分の奥底に分け入って掴んだ問題は、必ずやさまざまなものと接続されていくはずです。今回のフェアがそんな機会のひとつになったらうれしいです。
 
■ 店頭展開:
1. 清田隆之さんによる「『俺たち』にさよならするための読書案内」の特典ペーパーの配布、読書案内に登場する関連書籍の販売、サイン本も限定数ご用意します!
2. 〈『さよ俺』応援団長〉に就任した花本武さん(ソーダ書房/十七時退勤社)が選書した「『さよなら、俺たち』と合わせて読みたい5冊」の書籍の販売
3. 上記対象書籍をご購入の方に、花本武さんによる書き下ろし特別読み物『さよなら、俺の十六年』をプレゼント

 

インスタライブ配信

〈『さよ俺』応援団長〉花本武さん×SPBS本店店長 黒澤雄大による『さよ俺』応援オンライントークを配信します。当日はSPBS本店のインスタグラムアカウントからご覧ください。
■ 日時:8月6日(木)20:00~
前半:『さよなら、俺たち』の魅力とおすすめの関連書籍について(30分)
後半:元書店員と現役書店員が語る「書店員」という仕事について(30分)
*詳細はSPBS本店のSNSをご確認ください。
■ SPBS本店SNS:Instagram | Twitter | Facebook
 

『さよなら、俺たち』刊行記念フェア@SPBS本店

■ 日時:2020年7月27日(月)~8月16日(日)*11:00〜21:00の短縮営業中
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3 テラス神山1F)[MAP]
*SPBS本店では、レジ袋は有料となっております。マイバッグをご持参いただくなど、ご理解とご協力をお願いします。
■ プロフィール
清田 隆之(きよた・たかゆき)さん /桃山商事
1980年東京都生まれ。文筆業、恋バナ収集ユニット〈桃山商事〉代表。早稲田大学第一文学部卒業。これまで1,200人以上の恋バナを聞き集め、「恋愛とジェンダー」をテーマにコラムやラジオなどで発信している。『cakes』『WEZZY』『QJWeb』『an・an』『精神看護』『すばる』『現代思想』『yom yom』など幅広いメディアに寄稿。『朝日新聞be』の「悩みのるつぼ」では回答者を務める。桃山商事としての著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)『生き抜くための恋愛相談』『モテとか愛され以外の恋愛のすべて』(共にイースト・プレス)、トミヤマユキコさんとの共著に『大学1年生の歩き方』(左右社)、単著に『よかれと思ってやったのに─男たちの「失敗学」入門』(晶文社)がある。
 
花本武(はなもと・たけし)さん
1977年東京都生まれ。吉祥寺の書店に16年勤め退職。いか文庫に触発されて「ソーダ書房」を立ち上げ社長就任。「十七時退勤社」顧問を兼任。インディーズ雑誌「八画文化会館」営業部長としての顔も。あと調子の良いときは、ポエトリーリーディングを行う。

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