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【オンラインフェア】北海道を知る、アイヌに触れる、伝統の木彫りフェア──〈熊乃屋阿野みやげ店〉in SPBSオンラインショップ

【オンラインフェア】北海道を知る、アイヌに触れる、伝統の木彫りフェア──〈熊乃屋阿野みやげ店〉in SPBSオンラインショップ

 

荒々しさと繊細さが共存するフォルムに、木の温かな質感。一つひとつ丁寧につくられた木彫りの熊に惹かれるのは、その造形の美しさに加え、北海道という大地へ思いを馳せるきっかけをもたらすからではないでしょうか。

かつて多くの家の玄関や応接室に鎮座していた北海道の木彫りの熊は、1950〜80年代頃の北海道観光ブームとともに土産物として大量に製造・販売されてきましたが、時代の流れとともに需要が減り、製造する職人がついえ、新しく製造される作品も少なくなってきました。しかしまたその一方で、アイヌ文化の伝承・保全活動の盛り上がりや、東京903会「熊彫図鑑」(プレコグ・スタヂオ)の刊行に合わせた展示会により、若い世代からも新たな関心を集めています。

SPBSでは、北海道の〈熊乃屋阿野みやげ店〉の全面協力のもと、SPBSオンラインショップでの販売を行います。

お守りになりそうな勇ましい熊のキーホルダーや、熊の顔がポイントになった温度計、手のひらサイズから圧倒的な存在感のあるどっしりとした木彫り熊まで、順次展開予定です。〈熊乃屋阿野みやげ店〉オリジナルの木彫り熊柄をあしらった「捺染(なっせん)染め」の鮮やかな手ぬぐいや、トートバッグも販売いたします。

家にいる時間が長いいまだからこそ、持ちものに変化をつけることを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

SPBS公式オンラインショップのご案内

今回のフェアでお取り扱いをする〈熊乃屋阿野みやげ店〉の商品は、SPBSのオンラインショップにてご購入が可能です。こちらのページをぜひご覧ください。

 

■ 協力:熊乃屋阿野みやげ店(くまのやあのみやげてん)
1965年頃創業。北海道支笏洞爺(しこつとうや)国立公園内にある昭和新山にて北海道民芸を扱う土産店。二代目店主の阿野洋二郎の頃より、店主自ら熊彫りとしても活動を続け、オリジナルの木彫り製品の商品開発など、木彫り熊、ニポポなどの北海道民芸の木彫り品を扱う木彫民芸品の製造・卸・販売店となる。2018年12月に二代目店主の阿野洋二郎が亡くなり、現在は二代目店主の妻と娘が引き継ぐ形で北海道民芸の木彫り熊が残り続けるようにと土産店を営んでいる。また、北海道民芸、木彫り熊の魅力をより多くの人々に伝えるために、全国で出張販売・展示も行っている。

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