本と編集の総合企業

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【お知らせ】SPBS12周年のご挨拶と2020年4月開業の新店舗〈SPBS TORANOMON〉〈SPBS TOYOSU〉のご案内

【お知らせ】SPBS12周年のご挨拶と2020年4月開業の新店舗〈SPBS TORANOMON〉〈SPBS TOYOSU〉のご案内

 

合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSは、本日(2020年1月26日)、創業12周年を迎えました。「本が売れない」と言われる時代にあって、本屋を中核にした企業を12年間も続けてこられたのは、お客さま、お取引先さま、株主さまたちの支えがあったからこそ。
みなさま、本当にありがとうございました。そして今後とも、SPBSを、何卒よろしくお願いいたします。
代表社員・福井盛太が記す「今春新規開業予定の2店舗に対する想い」、そして、両店舗についての詳細情報(弊社からの公式リリース)をお届けいたします。

 

SPBS創業12周年に寄せて。

わたしたちSPBS(合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS)が事業をはじめた2008年1月26日当時、コンピューターは、ダウンサイジング化という大きな流れの渦中にありました。企業が独占する時代から個人が所有する時代へ、スーパーコンピューターからパーソナルコンピューターへという動きは、確かにわたしたちの生活の“何か”を変えはじめてはいました。しかしそれは、あくまで局所的なことで、かつてモータリゼーションがわたしたちの生活にもたらしたインパクト、ポータブルカセットプレイヤーが音楽の聴き方やライフスタイルそのものを変えてしまったほどのインパクトはありませんでした。

しかし、開業から半年後、スマートフォンの普及によって人々の生活は一変しました。コミュニケーションはもちろんのこと、人やモノや情報の流れも、人と人との関係も、コミュニティーのあり方も、お店とお客さまの関係も、人と組織の関係も、ビジネス自体も、すべてが変わりました。「いつでも、どこでも、直感的に使用できる」たったひとつの ITデバイスの登場が、世界の人々のライフスタイルを変えたのです。

わたしたちSPBSは、そんなスマートフォンに引けを取らないくらいの可能性を秘めていると、自負しています。そしてたったひとつのデバイスが世界中の人々のライフスタイルを変えたように、SPBSというひとつの本屋が、世界中の人々のライフスタイルを変える可能性もあると信じています。だから、世の中にSPBSの店舗が増えれば増えるほど、世界は変わる可能性に満ちていくでしょうし、ましてや10年経てば、世界は予期せぬ方向に、一気に変わる可能性があるということも、過去10年の経験で実地に体験しています。

2020年4月開業の「SPBS TORANOMON」も「SPBS TOYOSU」も、そこで繰り広げられるのは、壮大な実験です。未来の本屋像につながるさまざまな取り組みの再現性を担保するための、店長を中心にしたチャレンジの集大成になります。

東京でオリンピックが開催される2020年は、日本にとって特別な年になることが約束されています。同時に、わたしたちSPBSにとっても、2020年がメモリアルな年となることは間違いありません。

お客さま、社員&スタッフのみんな、お取引先さま、そして、株主さま。
全てのみなさまに、「本と本屋の未来への扉を開く」というヴィジョンに向けて紡がれていく、“SPBS”という物語のこれからを存分に楽しんでいただけたら、と思っています。

2020年 1月吉日
合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS 代表社員 福井盛太

 

新店舗のご案内

SPBS TORANOMON

情報、アイデア、人的ネットワーク。
すべてがつながっていく、ハブのような本屋。

 

 

厳選した約1万冊の書籍とキーワード別に分類・編集された書棚、そして、ビジネスシーン別に選ばれた文具や雑貨、さらには、さまざまな本を核としたイベントや講座。ビジネスパーソンの「知りたい」「学びたい」に応えるのと同時に、「これ欲しい」にもチューニングをあわせた、新しいタイプの本屋です。虎ノ門で働く人々の情報収集基地となって、みなさまの知的好奇心をたっぷりくすぐります。

■ 開業日:2020年4月予定
■ 場所:虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー
■ 事業形態:書店
■ 設計:藤村龍至+松島潤平+藤井亮介/TEAM ROUNDABOUT
■ 施工:JPDH

設計:藤村龍至+松島潤平+藤井亮介/TEAM ROUNDABOUT

2007年結成。建築家、編集者、グラフィックデザイナーからなるメディア・プロジェクト・チーム。「議論の場を設計する」をスローガンに、フリーペーパーや書籍の出版、イベントや展覧会のキュレーションを精力的に展開し、独自の現代日本建築・都市論を提示。今回設計を担当する藤村龍至氏、松島潤平氏、藤井亮介氏はそれぞれ設計事務所を主宰し、公共施設や店舗、住宅などの設計を幅広く手がける。

 

SPBS TOYOSU

自然光が射し込むオープンな空間。
複数の顔を併せ持つ、ブックラウンジ。

 

 

当社としては新業態となる「ブックラウンジ」がコンセプト。約300㎡のスペースには、本屋、カフェ、ワークスペース、スクールという複数の顔が同居しています。オンタイムにはワーキングスペースとして、オフタイムには自分の時間を過ごすための“サードプレイス”として、豊洲で働く、暮らす人々が思い思いの過ごし方ができる場所となります。

■ 開業日:2020年4月24日(金)
■ 場所:豊洲ベイサイドクロス
■ 事業形態:ブックラウンジ
■ 設計:Rhizomatiks Design
■ 施工:丹青社

Rhizomatiks Design

株式会社ライゾマティクス*の中でも、クライアントとともに課題を発見し、デジタル・テクノロジーを活かしたデザインによってそれを解決へと導く部門。空間開発、商品開発、広告プロモーション、イベント表現を設計・実行・評価し未来にも適応するブランド設計・広告設計をサポートする。
*2006年に設立した、幅広いメディアをカバーする高い技術力と表現力を併せ持つ組織。

 

【本件に関するお問い合わせ先】
合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS広報(担当:丸)
maru@shibuyabooks.co.jp/03-5465-0577/www.shibuyabooks.co.jp

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