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- 【トークイベント】石川直樹×鳥羽和久ーー『最後の山』『光る夏 旅をしても僕はそのまま』W刊行記念トークイベント@SPBS本店

人はなぜ旅をするのか。人はなぜ漂い続けるのか。
辺境から都市まで、世界を旅しながら作品を発表し続けている写真家・石川直樹さんと、学習塾や単位制高校、オルタナティブスクールで教務と執筆を続けつつ、隙あらば旅に出る生活を送る鳥羽和久さん。
お二人の新刊が2025年8月下旬に刊行されます。SPBS本店では、この二冊の刊行を記念し、石川さんと鳥羽さんを迎えてトークイベントを開催します。
2024年、写真家として初めて世界に14座ある8000m峰全ての登頂に成功し、新世代シェルパによる時代の変化、ヒマラヤの社会的・歴史的状況の現在を実体験からリアルに綴ったのが、石川さんの新刊『最後の山』(新潮社)。
ジャワ島、ハバナ、スリランカ、メキシコ、アッシジ、ドーヴァー、クレタ島……世界の旅先で出会った、曰く言い難い体験の数々をもとにして、あたらしい紀行文学のスタイルを提示したのが、鳥羽さんの新刊『光る夏 旅をしても僕はそのまま』(晶文社)。
イベントでは、お互いの新刊の感想を語り合いながら、二人がなぜ旅を続けるのか、その「漂流気質」について、掘り下げていってもらえればと思います。
帰るべき場所を持ちながらも、決してそこにとどまらない石川さんと鳥羽さん。
『最後の山』と『光る夏』――二つの旅が交差する、旅と漂流をめぐる対話です。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
※本イベントは 会場限定開催 となります。会場だからこそ味わえる臨場感を、ぜひ体感してください。(ライブ配信・アーカイブ配信はございません)
▷ 開催概要
■ 日時:2025年9月24日(水)19:00-20:30
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3テラス神山1F [MAP])
■ 参加費:会場参加(先着40名)2,750円(税込)
*書籍は当日会場でご購入いただけます
*トーク終了後は、サイン会を予定しています。
■ お申し込み:
こちらのリンクからお申し込みいただけます(イベント管理サービス・Peatixのページに移動します)。
▷ ゲスト
Photo:Andrea Cossu
石川直樹(いしかわ・なおき)
1977年東京都生まれ。写真家。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会賞新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞、『EVEREST』(CCCメディアハウス)、『まれびと』(小学館)により日本写真協会賞作家賞を受賞した。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に『K2』(小学館)、『シシャパンマ』(平凡社)、『最後の山』(新潮社)などがある。]
鳥羽和久(とば・かずひさ)
1976年、福岡県生まれ。株式会社寺子屋ネット福岡代表取締役、学習塾「唐人町寺子屋」塾長、単位制高校「航空高校唐人町」校長、及び「オルタナティブスクールTERA」代表。教務と執筆の合間に国内外を旅する生活を続ける。著書に『親子の手帖 増補版』(鳥影社)、『おやときどきこども』(ナナロク社)、『君は君の人生の主役になれ』(ちくまプリマー新書)、『「推し」の文化論──BTSから世界とつながる』(晶文社)、編著に『「学び」がわからなくなったときに読む本』(あさま社)などがある。最新刊は『光る夏 旅をしても僕はそのまま』(晶文社)、『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)。
▷ 書籍について
『最後の山』
著者:石川直樹
発行:新潮社(2025年8月27日刊行)
定価:2,200円+税
ISBN 9784103536925/272頁
23歳でエベレストを登頂して以来20年余。世界で最も高く危険な山々への挑戦はついに「最後の山」シシャパンマへ。人間を拒む「デスゾーン」でぼくが見たのは、偉大で過酷な自然の力と、我々はなぜ山に登るのかという問いへの答えだった──中判カメラを携え、人類の限界を超えようとする仲間たちと共に登った生の軌跡。
『光る夏 旅をしても僕はそのまま』
著者:鳥羽和久
発行:晶文社(2025年8月25日刊行)
定価:1,800円+税
ISBN 9784794980113/264頁
「旅とは、別の生に入っていく経験である。その土地の匂い、身体、空気、時間、言葉の訛り、まなざし、無関係な音に巻き込まれ、自らが形を失い、ひとつの地図になるような運動である。でっち上げられた死んだ関係性ではなく、生きたままそれらと交わりたいと思った」
ジャワ島、ハバナ、スリランカ、メキシコ、アッシジ、ドーヴァー、クレタ島……世界の旅先で出会った、曰く言い難い体験の数々。世界のどこに行っても自己変革が起こるわけではなく、それで人生が変わるわけでもない。それでも、旅はいつまでも面白い。晶文社スクラップブックの人気連載を全面改稿し、さらに書き下ろしを加えた、まったくあたらしい紀行文学。
▷ 注意事項
・イベントの録画・録音は禁止となります。ご協力のほどよろしくお願いいたします。
・お客さまのご都合によるキャンセルは、原則お受けしておりません。
・本イベントはライブ配信・アーカイブ配信はございません。ぜひ会場にてお楽しみください。
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