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【フェア】自然の力をクリエイティブに生かす国、インド

【フェア】自然の力をクリエイティブに生かす国、インド

 
インドというと、どんなイメージが浮かぶでしょうか。暑い国、人口の多い国、カレーの国、人それぞれのイメージがあると思いますが、SPBSではインドならではのクリエイティブが発揮された2つの作り手たちの仕事をご紹介します。
 
1つ目は、インドの「木版プリント」という伝統技法を使ったファッションブランド「kapuwa」。「kapuwa」の代表であり、デザイナーの宮本愛子さんが、インドのジャイプールで見た木版技術に惚れ込み、「メイド・イン・ジャイプール」を発信したいという思いで始まった仕事です。木版の元になる木は、限りある資源。なるべく無駄がないように木を選び、版として整え、天候や湿度、風を味方に付けて染色していく様はまさに伝統技法。
 
2つ目は、南インドの出版社「タラブックス」。南インド・カルナータカ州でつくられたハンドメイド・ペーパーを使ったシルクスクリーンの美しい絵本が世界中の人々から愛されています。絵を描いているのはインド各地の少数民族で、印刷するのも地元の人たちですから、まさにメイド・イン・インド。彼らが住む風土ならではの物作りといえます。
 

 
2つの手仕事から、インドという国の新たな魅力に気付くことが出来るかもしれません。ぜひ実際に手にとってご覧ください。
 

自然の力をクリエイティブに生かす国、インド

■ 会期:2017年8月1日(火)~8月30日(水)
■ 場所:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS正面スペース

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