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【フェア】知らなきゃ損です! 映画監督「エミール・クストリッツァ」のフェアが始まりました。

【フェア】知らなきゃ損です! 映画監督「エミール・クストリッツァ」のフェアが始まりました。

 
エミール・クストリッツァ監督映画最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』公開記念フェア&鑑賞券販売スタート!
 
世界三大映画祭を制覇した、『アンダー・グラウンド』『黒猫・白猫』の監督、エミール・クストリッツァ。9年ぶりの新作となる『オン・ザ・ミルキー・ロード』が、9月15日から全国公開されます。またこの映画の原案を収めた、クストリッツァ監督初の短編小説集『夫婦の中のよそもの』もこの6月に出版されました。
これらを記念し、SPBS店内特設コーナーにて、「SPBS×オン・ザ・ミルキー・ロード」フェアを開催中です。
予告編をご覧いただけるのはもちろん、映画の名シーンをパネル展示。書籍も、『夫婦の中のよそもの』に加え、映画やクストリッツァ監督にまつわる選書を展開いたします。
 
また、フェア開催期間中、当店限定の特典付き映画鑑賞チケットも販売。
さらに、この映画公開に合わせ、監督が率いるバンド “エミール・クストリッツァ&ザ・ノー・スモーキング・オーケストラ”が来日!9月2日一夜限定のスペシャルライブチケットも同時販売いたします。
 
クストリッツァファンの方はもちろん、まだ見たことがないという方もぜひ、この魅惑の世界を味わいにいらしてください。
 

「SPBS×オン・ザ・ミルキー・ロード」フェア

■ 会期:8月9日(火)~9月14日(木)
■ 場所:SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSフェアスペース
■ 協力:ファントム・フィルム
 

 

映画『オン・ザ・ミルキー・ロード』

隣国と戦争中のとある国。右肩にハヤブサを乗せたコスタ(エミール・クストリッツァ)は、村からの戦線の兵士たちにミルクを届けるため、毎日銃弾をかわしながらロバに乗って前線を渡っている。コスタは村の人々に慕われ、戦争が終わったら穏やかな将来が待っているように思われたが、ある日、村で一番の英雄・ザガ(プレドラグ・“ミキ”・マノイロヴィッチ)と結婚するために現れた花嫁(モニカ・ベルッチ)と出会い、激しい恋におちる。花嫁のある過去がきっかけになり、村は軍隊に襲われてしまう。運よく生き残ったコスタは、花嫁を連れて決死の逃避行を開始。いまや二人きりとなった彼らの運命の愛は燃え上がる。果たして追っ手から無事に逃げ切り、幸せをつかむことができるのだろうか――?
 
出演:モニカ・ベルニッチ、エミール・クストリッツァほか
音楽:ストリボール・クストリッツァ(9/15(金) TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー)
公式サイト:http://onthemilkyroad.jp/
配給:ファントム・フィルム


 

小説『夫婦の中のよそもの』

エミール・クストリッツァ(著)田中未来(訳) 集英社 ¥2100+税
1970年代、サラエヴォ。インテリの家庭で育った一人っ子の少年は、親に内緒で不良仲間と身分詐称の旅に出るが、列車で出会った切符係の女性に父親の愛人情報を聞かされショックを受ける。父さんに限ってそんなことは! そんな動揺を本人以外は知るよしもなく、警察に追われた珍道中はどんどん変な方向へ……。(『夫婦の中のよそもの』より)とあるヘルツェゴビナの村では、連日戦闘状態が続いていた。爆撃のなかをロバに乗って牛乳を運ぶ青年コスタは、隣村にやってきた花嫁にひとめぼれ。戦争も終わりを告げ、結婚式当日を迎えるが……。(『蛇に抱かれて』より)
天才映画監督が初めてペンをとる、連作4編、独立2編の魅惑の短編集。

 

エミール・クストリッツァ

1954年サラエヴォ生まれの映画監督。
『パパは、出張中!』(1985)『アンダーグラウンド』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを2度受賞。ほか『ジプシーのとき』(1988)『アリゾナ・ドリーム』(1993)『黒猫・白猫』(1998)でも国際映画祭で賞を獲得している。
映画監督業と並行し、バンド『エミール・クストリッツァ&ノー・スモーキング・オーケストラ』でも活動中。

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